スポーツにおける罰について【練習】

「質より量をこなすんだ!」という考え方が日本では色んな分野で昔から定着してきました。

野球などのスポーツで代表格ともいえるのがランニングトレーニング。

いわゆる「罰走」について自分なりの意見を述べます。

まずはこういった練習メニューが必要かどうか。

ハッキリ言って僕は要らないと思っています。

たぶん「ただキツイことから逃げたいだけ」と思う人がいると思います。

そう考えている人もここでページを閉じずに一つの意見だと思って読み進めてくださいね!

①どんなことをすれば罰走が科せられるのか。

②その目的はなんなのか

③なぜそれが必要ないと思うのか

という流れでなので僕の意見だけ読むつもりの方は目次からどうぞ。

①失点でペナルティ

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野球の場合よくあるのが練習試合で失点すればその数に応じて塁間ダッシュ10本といったもの。

中学校時代ですが夏休み限定でこの練習メニューが存在していました。

一日2試合するので多い時には100本くらい走った日もあったような記憶です。

他校で練習試合した時もグラウンドを借りて走っていました。

高校時代にはあまりこういった経験をした記憶はありません。

しかし、ノックで誰か一人がエラーすれば参加者全員が走らされるということはありました。

連帯責任というものです。

 ②ミスは許されない

ミスをすれば試合に負ける可能性は上がってしまいます。

現状一発勝負の学生野球(中学・高校)では公式戦で負けられません。

そのミスをなくすために、ミスをすれば罰が科されるのです。

しかし、うまくなり勝ちたい!というのは学生も指導者も同じです。

学生だって失敗をしたくてしているわけではありません。

そんな中でもこれまで怒鳴りつけ、失敗を咎めるだけで改善策を出してあげず罰だけを与えるという指導者がすべてとは言いませんがある程度はいたはずです。

これは野球に限らず言えることかなと思います。

③必要ないと思う理由

さて、ここからが僕の意見となります。

なぜ罰走(ペナルティ)に対して否定的なのか。

それは生産性がないからです。

労力や時間に対して得られるものが少ない、非効率なものだと考えています。

例えば野球の守備練習、ノックでエラーしたら罰としてグラウンド一周というものがあるとしましょう。

選手の脳内は罰を受けたくない。という考えが強くなるはずです。

今から約6年ほど前の高校時代の僕は少なくともそうでした。

なんかよくわからないプレッシャーを感じ消極的になりつつなんとかプレーをこなします。

もしかしたらそんな状況でも意志を持って練習で技術を向上させている選手もいるかもしれません。

繰り返しになりますが、

野球の技術を向上させたい気持ちよりも罰を受けたくない・怒られたくないという気持ちが上回ってきます。

練習でミスは減るかもしれませんがこの練習はうまくなるのでしょうか。

ある元プロ野球選手はこういった過去を振り返り「罰走をして体力がなくなり自分がしたい練習ができなくなるから罰走のためにさらに走り体力をつけた。今思うと無駄なことだった。」と言っていました。

さすがプロ選手、心境に大きな違いがありますが意味がないということを発信していました。

この選手が言いたいことは罰走も、そのために体力をつけるランニングもなければまだまだ必要な練習ができていた。ということ。

基本的にこういった罰走というのは時間を取ります。

ほとんどの選手が終わるころにはヘトヘトです。

もしこの練習が走り込みを意図したものなら即座に辞めたほうがいいです。

体力と時間の無駄だと思うので。

というのも野球なら瞬発的な筋力が必要でそれを鍛えるためにすべき走り込みは短距離走です。

これをしっかり90%の力で走れるくらい休憩をとってするべき。

つまりそんなに本数は必要ないというわけです。

それに走力をつけるなら陸上部の友人に聞けばすぐに解決します。

あとはベースランニングを練習するんです。

あんまりやりすぎてケガをすればもったいないことですから。

事故でケガするのは仕方ないことですが疲労の蓄積によるケガは防ぎやすいと思います。

「そんなことでケガするようではダメ」という言葉が聞こえてきそうですが、「そんなことでケガさせてはダメ」ということが言いたいのです。

やはり罰走というのは一種の文化で、長く続いてきた練習方法でもあります。

これまで数多くの野球人が通って来た道ですし今でも「あの頃しんどかったなあ」って振り返っている人を見ているとその過去を否定されたくないというのはあるでしょうね。

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