日本プロ野球が下部組織を持つことはできないのか

ヨーロッパスポーツの影響を受けているJリーグにはプロチームに下部組織が存在しています。

ここで自前の選手たちをプロとして活躍できるように育成するというシステムです。

サッカーにはドラフト制度がない代わりにこういった制度があります。

野球ではアマチュアとプロは関わりがなさすぎるのでドラフト制度でアマチュア選手を獲得するというのを何十年もしています。

個人的にこの下部組織制度を野球に取り込んでも面白いんじゃないかと思っています。

現状でも甲子園なんか見てみれば強豪校とされる学校側のスタンドにはユニフォームを着た部員が多くいます。

学校によっては100人近くいたりして。

これ、すごい数の人材を無駄にしていることだと思うんです。

そらもちろん生徒自身が競争をするために飛び込んだ高校で2年半を費やした結果ベンチに入れなかったので初めから「じゃあこのチーム強いから部員18人だけでいいでしょ」とは言えませんけどね。

まあとにかく、日本にはいい人材がたくさんいるので野球部員を分散させればもっと活躍の場、野球を楽しめる場が増えます!

スポーツやってる以上は毎日練習頑張っても試合に出ることができないと面白くないですからね。

そこでこれまで下部組織が野球界に無かった理由だと思われるものを調べ、自分なりに考えた打開策を書いてみました。

①プロとアマの高い壁(甲子園の存在)

やはり歴史ある甲子園はアマチュア野球のトップに君臨しています。

18歳以下の一番の憧れでしょう。

プロの下部組織ができたとしてもプロとアマチュアが関わる以上は甲子園には出場できなくなります。

これがとても大きな要因でしょう。

みんな甲子園しか見えていないようなものなので別の道に進もうという生徒は少ないでしょう。

甲子園を目指さない選択

ただ、考えてみれば甲子園に出られる高校は全国4000校のうち50校にも満たないのです。

その約50校それぞれベンチに入れるのは18名まで。とんでもない倍率です。

その確率を考えればそこを目指さず試合に出やすい環境と良い指導者がいる場所でプレーする選択肢もあっていいかなと思います。

②下部組織の学生はどこの学校に行くのか

選択肢が仮に増えたとしましょう。

そこで出てくる問題が「彼らの学校生活はどうなるのか」ということ。

学校生活が忙しく、練習に時間を充てられない。となってしまえば元も子もありません。

それなら部活に入ればいいわけですから。

決まった学校に通う

Jリーグでは下部組織に入る選手は提携している学校に入るなどしていて高校卒業資格も取りながらプロを目指す環境があります。

特に通信制高校に通うと練習と学習のバランスも融通が利きやすいです。

年に1度だけ登校というのもあるらしいです。

最近では通信制の教育も進化していますし、何よりチームで他の生徒にもあるので今までの通信制高校とはまた違ったイメージになるかと思います。

今、大学に行く人ってかなり多いじゃないですか、なので通信制から大学いけるのかという疑問を抱く方がいるかもしれません。

実際のところわかりませんが学習量が少ないと当然いい大学には行けないかもしれません。

ただ、偏差値が低い大学に行くこと(ほとんど勉強せずに入れる大学)による大卒は本当に意味ないかなと思います。

学力がない大卒をもらうために大学行くなら後々「大学行きたい」と思ったときに自費でそれなりの大学に通ったほうが間違いなく良いです。

体力は若い時しかありませんが大学にはいつでも入学できることを考えればこういった環境を選ぶのは賢明だと思いますね。

③ドラフト制度で損をする?

オフシーズンの野球の目玉でもあるドラフト制度。

甲子園で鳴らした選手がどこに行くのかなど毎年注目されている制度ですね。

このドラフトで下部組織を持っていると損をしてしまうと考えられています。

せっかく育成した選手が他球団に取られてしまえばもったいないですよね。

特別ルールを設ける

なかなかNPBって自分たちが損するときしか動き出さないイメージがありますがここは動いていただきたい。

例えば下部組織からは昇格制度にするとか、下部組織だけ別の優先制度があるドラフトにするとか。

やらない理由はありますか?

下部組織ではプロの質の高い指導(コーチ業も増やせる)、少数精鋭というメリットが考えられます。

学生時代の勝利を重要視せずプロを目指す環境が定着すれば日本の野球界は発展するのではないでしょうか。

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